小春日和には、地方や国によってさまざまな呼び名があります。
沖縄では、夏を思わせるほど暑さがぶり返すので小夏日和とか十月夏、あるいはナツガマといいます。また、アメリカではインディアン・サマーといいます。ある白人がインディアンに助けられ、そのインディアンの心のようにあたたかい日、という意味だそうです。ヨーロッパでは、老婦人たちの夏といいます。おばあさんのようにおだやかな気候という意味でしょう。
日本では“春”を使うのに、アメリカやヨーロッパでは“夏”を使うのがおもしろいですね。
(中学生対象web原稿よりリトル)